☆ | : | 一体今度はどこの文明の利器の前で苦戦しているのでしょうか。4位の桐葉嬢ですが、本日も
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桐 | : | 私が何か?
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客 | : | うおおおおおおおおっ!
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☆ | : | スタジオにいらしていません、って、あああっ! でっ出ました!
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桐 | : | お化けが出たみたいな言い方ね。
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☆ | : | ああ、いえいえ。えー、3回めにしてようやく登場の運びとなりました桐葉嬢です。まず、現在の順位からお話を伺いたいのですが。
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桐 | : | 興味ないわ。
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☆ | : | いやいやいやいや。しかしライバルの瑛里華嬢は開幕以来ずっとトップ争いを繰り広げていますよ?
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桐 | : | そう。それなら、精々頑張って、とでも伝えておいて。
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瑛 | : | わざわざ伝言にしてもらわなくても、一緒にいるんですからちゃんと聞こえてます。‥‥‥何よ、ドロップアウトするっていうなら、今日だって来なくてもよかったのに。
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桐 | : | 誰がドロップアウトですって?
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瑛 | : | だって。興味、ないんでしょ?
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桐 | : | 勝てるとわかっている勝負に興味が沸かなかっただけよ。でも、千堂さんにそこまで言われては、話も違ってくるかも知れないわね。
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瑛 | : | ‥‥‥よーし。
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☆ | : | いや、「よーし」とか言ってる場合なんでしようか瑛里華嬢? ただでさえ苦しい首位争いなのに、強力なライバルをわざわざ呼び込んだりして。
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瑛 | : | 当たり前です。全員揃ってでなきゃ、勝っても負けても意味ないわ。
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桐 | : | いい覚悟ね。それなら見てらっしゃい、すぐに追いつくから。
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客 | : | うおおおおおおおおっ!
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☆ | : | えー、やる気満々の桐葉嬢でした。
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