会いたい‥‥‥だけど、会いたくない‥‥‥帰っていいなら今から帰っちゃいたいよ‥‥‥
 青空に似つかわしくない足取りの重さを、真後ろを歩いている少女が苛々しながら見つめていた。








試しにとってみたLICENSE 初めての君がSYSTEM 理由もなく続く痛み
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episode.02:「GAME」






 骨が折れるような怪我でなかったのは幸いだった。
 始業寸前、教室。病院に放り込んだ正樹は次の日にはもう登校していて、状況がこんなことでもなかったら菜織はもっと驚いたに違いなかった‥‥‥のだが。
「退院したら絶対この宿題手伝わせてやるって思ってたけど、そういえば怪我したの右手だもんね‥‥‥ああもう‥‥‥がっかり」
 驚く前に菜織は机に突っ伏してしまった。
「まあそう言うなよ菜織、せっかくダンナが退院してきたんだからさ」
「そーよそーよ☆ あんまり冷たくしてると浮気しちゃうぞ?」
「サエもミャーコも‥‥‥悪いんだけど今、そういう冗談につきあってる気分じゃないの。っていうかさ、茶化してる暇があるなら手伝ってくれない?」
「にゃははははははははは。じゃ〜あね〜」
「あ‥‥‥悪い悪い。いやーアタイ忙しいんだった、あは、あははははは」
 冴子と美亜子、あっという間に戦線離脱。ひとつ肩を竦めて、菜織はノートに目を戻す。





 昨夜見た夢がまだ忘れられない。頭の中はその夢ばかりを繰り返し繰り返し再生し続けている。
 授業中、教室。もう3限が始まっているのに、授業はまるで手についていない。こんなに胸が‥‥‥どうしてだろう、その夢が巻き戻される度に、胸がざわざわする。その夢の続きの部分に、見てはいけない何かが本当は隠されていたような気がして、得体の知れない不安で頭の中がいっぱいになってしまう。
 その夢に音はなかった。背景も霞んでしまっている。奇妙に現実味を欠いた風景の中で、白と赤の装束に身を包んだ誰かと、青いワンピースの誰かが、対峙している。白いのは‥‥‥あれはきっと、菜織ちゃんだろう。では青いのは‥‥‥知らない人だと思うけど、何故だか、不思議にどこか懐かしい‥‥‥それは‥‥‥
 ここで視界は動く。結局、青いのが誰だったかはわからない。次に目に入るのは、見慣れた少年と、見たこともない浅黒い肌の少女。今にも掴みかからんばかりの勢いで少女が1歩を踏み出すと、逃げるように少年が1歩を退く。多分、少年はお兄ちゃんだったと思う。その少女の口元に目をやったところで、唐突に、夢は終わる。
 誰も彼もが口をぱくぱくさせていたが、結局ひとつも、何を言っていたかは聞こえなかった。
「‥‥‥れ、な、ん‥‥‥」
 だから、乃絵美が呟いたその言葉の意味を、乃絵美は知らなかった。‥‥‥呟いてから、呟いた自分に驚いた。板書する手が止まる。
 追い払うように頭を振って乃絵美はノートに目を戻す。


 追い払いきれなかった「れなん」という言葉は、いつの間にかノートの隅にも記されていた。





 昼下がり、住宅街。
 桜美町駅前の賑わいを背に、ふたりの少女が歩いていた。
「マナミ」
 相変わらず項垂れたままの真奈美の襟首を浅黒い腕が捕まえた。背後に立つ少女は、掴まえた襟首を引き寄せる。
「いつまでも煮えきらないな」
 強引に振り向かせる。真奈美は‥‥‥もう、泣き出しそうだった。
「だって‥‥‥よりによって‥‥‥菜織ちゃんの‥‥‥」
「ナオリが誰かは知らないが」
 眼光は鋭い。
「そこに、レナンがいるんだろう?」
「チャムナさん‥‥‥でも‥‥‥あたし‥‥‥」
「まったく。その首飾りにレナンと同じ力を持っているくせに、レナンと違ってマナミは臆病なのだな。‥‥‥そのナオリをマナミに倒せとは言わない。そういうのはみんなチャムナがやる。取り敢えず、マナミは案内してくれればいい」
 暗い顔をした真奈美が小さく頷いた。‥‥‥いかにも頷きたくなさそうな表情に、チャムナと呼ばれた少女は溜め息をついた。
 向こうの山の上を見やる。目に留まった赤いモニュメントが何であるかはチャムナにはわからなかったが、それが鳥居だということを真奈美は知っていた。十徳神社まであと少し。





 目を覚ますと、見慣れた天井があった。
「あれ?」
「ああ、起きた?」
「‥‥‥菜織ちゃん?」
「ん。昼の当番で見に来てたからさ、まあついでにね。それより乃絵美、私来た時にはもうそこで寝てたけど、いつ倒れたの? あいつは知ってるの?」
「えっと、お兄ちゃんは知らないと思う。私、自分で、自分が倒れたの知らなかったし」
「そっか。ま、取り敢えず今日のところはゆっくりしてれば?」
 そう言って菜織は熱そうなお茶を啜った。
 壁をさまよっていた乃絵美の視線が時計を探し当てた。‥‥‥5限授業中、保健室。


「菜織ちゃん‥‥‥あの、急に変なこと聞くけど‥‥‥」
「ん?」
「あのね、あの‥‥‥青いワンピース着た女の人と、神社でケンカしたことある?」
「‥‥‥は?」
 菜織の目が点になった。
「えっと、そこにはお兄ちゃんもいて、お兄ちゃんは‥‥‥なんか、すごく日焼けした女の人とケンカしてて、私もいる‥‥‥そんなことって、今まで、あったかな?」
「さあ‥‥‥私は憶えてないけど‥‥‥でもそれ、だって乃絵美もそこにいたんでしょ? 乃絵美は憶えてないの?」
「憶えてない。どっちかっていうと、憶えてて見た夢じゃなくて‥‥‥これから見る夢みたい、っていうか」
「私と正樹と乃絵美以外は、全員誰だかわかんなかったの?」
「うん。でもひとりだけ、菜織ちゃんの前にいる、青いワンピースの女の人は‥‥‥きっと初めて見るけど、でも何だかとっても懐かしいような‥‥‥そんな感じもする‥‥‥」
「んー、なんかこう掴みどころのない話っていうか‥‥‥大体それ何の話? 夢でも見た?」
「うん。昨日の夜の夢‥‥‥夢なんかで大騒ぎして、って怒られちゃうかも知れないけど、でも朝からその夢ばっかり思い出しちゃって、授業も手につかないし、気がついたら倒れてるし‥‥‥まだね、今でも胸のざわざわが治まらないの。何だか、すごく、嫌な予感がするよ‥‥‥」
 はっきり言って要領は得ない。自分も登場人物であるらしいが、にも関わらず、菜織には結局何のことだかさっぱりわからない。だが乃絵美は‥‥‥菜織にとって、乃絵美のこういう言葉は、夢だからなんて一笑に付していい言葉ではなかった。菜織は気づけなかった、でも乃絵美には見えていたことが、つい何日か前に正樹を救った。そのことを菜織はよく憶えている。嫌になるほど。
 腕を組む菜織の横顔が、不安げな乃絵美の瞳に映る。
 何だかはわからないが、きっと何かは起こるのだろう。菜織と正樹と乃絵美は、きっとこれから、その得体の知れない2人と、何かをするのだろう。それに‥‥‥そのうちひとりを乃絵美は「懐かしい」と言った、その「懐かしい」という言葉が、小さな刺のように菜織の胸に引っかかって離れない。
 菜織は湯飲みのお茶を一気に呷った。しかし、いい加減冷めてしまっていたお茶では、その刺を飲み下すことはどうやらできなかったらしい。乃絵美に向き直る。
「乃絵美、お茶飲まない?」





「‥‥‥ってまあ、ざっとそんな感じの話なのよ。つきあわせといて無責任で悪いけど、変なこと言ってるなって私もわかってる。でもそれだけじゃ済まない気がしてきて、だから」
「いや、そんなの別に気に病むほどのことじゃないよ。でも確かにワケわかんないな‥‥‥何かさ、他にわかってることはないのか?」
「悪いんだけど私も本当に全然知らないのよ。後で乃絵美と3人で相談するってことで今は勘弁して」
 喋りながら、歩く足が自然と速くなる。胸騒ぎは伝染するのかも知れない。
 放課後。珍しく素直に部活に出ようとしていた正樹を同行させて、菜織は家路を急いでいた。
 いつもよりも早足なのに、気が急いているといつもより足が遅いようにさえ思えてしまう。額に滲んだ汗を手の甲で拭いながら、菜織と正樹は黙々と石段を上っていく。そうするうちに、永遠に続くかに見えた石段もやがて果てる。急激に広がりを取り戻す視界の中で、
「‥‥‥普通だな、一応」
「そうみたい」
 十徳神社は、別に何がどうということもない、いつも通りの十徳神社だった。
「ま、いいか。んー、それじゃ来たついでってことで、せっかくだから正樹‥‥‥こら」
「はうっ」
 こっそりとその場を離れようとした正樹の前に菜織がまわり込む。
「はうっ、じゃないの。竹箒はあっち」
 にっこり。微笑みをひとつ置いて、振り返りもせずに菜織は自宅に入っていく。‥‥‥次に自分がここへ出てきた時、どーとかこーとか言いながらも正樹が境内をちゃんと掃除しているであろうことは、菜織にとってみれば「予想」などという確度の低い話ではなかった。
「さーて、私も着替えてちゃっちゃと出てかないとね」
 部屋の壁に掛けられた緋袴に目をやりながら、制服のスカートを腰からすとんと床に落とす。


 ところが。
 巫女装束に着替えて境内に出てみると、正樹は何もしていなかった。
「あれ? どしたの?」
「いや‥‥‥箒だったらシャーペン持つよりはデカいから大丈夫かなって思ったんだけどさ、やっぱちょっと痛くて」
 苦笑いする正樹を見て菜織は不意に思い出す‥‥‥正樹は、右手に怪我をしていた。
 今度は医者の手によるきちんとした治療の一環として、正樹の右手には今でも包帯が巻かれている。指がまったく動かないわけでもないが、自由に動くと言えるほど軽い巻き方でもなさそうだった。それでも本当にやってみようとはしたのだろう、正樹の足元には竹箒が転がっている。
 途端に、菜織の表情が暗くなる。
「ごめん。私、正樹がそこにいるってだけで安心しちゃってた。もう手のこと忘れてた」
「そんなの菜織が気に病むことじゃないよ。それにどっちかっていうと俺の方が助けられっ放しだなって、あんなに菜織にも乃絵美にも迷惑かけて、でも結局手が利かないから俺は何も恩返しできないんだなって‥‥‥掃除のひとつもできないって思うと、なんか、悔しくて」
 菜織の瞳がわずかに滲む。俯いてしまった正樹には見えていない。
「それでいいのよ‥‥‥もう、馬鹿なんだから‥‥‥」
「え?」
 顔を上げた正樹にも、菜織の顔は見えなかった。‥‥‥抱きつかれてしまったからだ。
「最初っからそう言ってくれてりゃよかったのよ。辛いなら辛いって、歯痒いって、悔しいって、悲しいんだって、乃絵美でも私でも、誰かにどっかで泣きついてくれてりゃ、あんたはあんな目に遭わなくて済んだのよ。‥‥‥お願いだから、ひとりだけで悲しまないでよ。全部見ててあげるから、格好悪いとこもちゃんと見せてよ‥‥‥私が何年、あんたの幼馴染みやってると思ってんのよ‥‥‥」
「‥‥‥ごめん‥‥‥」





 物陰から様子を伺っていた真奈美とチャムナの視界の中で、菜織らしき少女が正樹らしき少年に抱きついた。その時のこと、そしてその後に起こったことを、真奈美自身はほとんど憶えていない。
 胸の奥で不意に生まれた灼けつくような熱の塊と、一瞬で真っ赤に染まった世界の影だけが、いつまでも瞼の裏から離れない。それだけ、だ。
 十徳神社境内。‥‥‥騒乱が、始まろうとしている。


「なっ‥‥‥マナミ!? 何を!?」
 何の先触れもなくいきなり飛び出した真奈美に、制止しようとしたチャムナの手は届かなかった。
 普段の真奈美‥‥‥特に日本へ戻ってからの、明らかに反応の鈍い真奈美からは想像することさえも難しいほどの激しさと速さで、菜織と正樹までの距離を一瞬の内に詰め切る。真奈美の心の中に渦巻く剥き出しの炎が、まるで形ある熱波のように菜織の頬に触れた。慌てて飛び退る菜織に一瞬遅れて、正樹も距離をとる。
「誰!?」
 菜織と真奈美の目が合った。菜織が見た‥‥‥瞳孔が開いたような、焦点の合っていないその瞳は、不自然なほど、赤い。
「久しぶりだね、菜織ちゃん、正樹くん‥‥‥あたし、帰って来たよ‥‥‥」
 青いワンピースの少女はそう言った。
「まさか‥‥‥」
 瞳の中に様々な赤をちらつかせながら、青いワンピースの少女がにっこりと微笑む。それは、再会できたことを喜ぶ微笑み、というよりは‥‥‥獲物を見つけたことを喜ぶ微笑み、に近いように、正樹には見えた。
「ま‥‥‥真奈美‥‥‥ちゃん‥‥‥なのか‥‥‥?」
 記憶の中の、あの優し気な‥‥‥どこか儚げな笑みは、離れ離れの6年間がどんな6年間だったら、こんな、小動物を前にした肉食の獣のような、獰猛な笑みに変わってしまうのだろうか?
 崩れてしまいそうになる膝に力を込め、正樹は拳を握りしめる。右手がずきずきと痛んだ。


「‥‥‥マナミ!」
 ほどなく、真奈美を追ってもうひとり少女が姿を現す。何やら外国の民族衣装のような見慣れない服を纏った少女。浅黒い肌にうっすらと汗を滲ませて、肩で息をしている。よほど急いで走ってきたのだろうか。
「お前たち、一体マナミに何をした?」
 荒い吐息を落ち着かせながら‥‥‥その少女は、そんなことを言う。
「何をしたって何のことだよ!」
「私が知るか! マナミはさっきまで、お前たちを見るまで、ここに来るのをとても嫌がっていた、それはマナミがお前たちを見ればこうなるとマナミが知っていたからではないのか?」
「何なんだよその勝手な言い草はっ」
「ちょっと待って正樹!」
 菜織は正樹を手で制した。
「答えてもらうわよ‥‥‥まず、あなたの名前は?」
「チャムナ。お前は?」
「十徳神社、氷川菜織よ。次だけど‥‥‥その子は、鳴瀬真奈美、なのね?」
「そうだ」
「そうだよ」
 返答は、ふたつあった。
「そう‥‥‥それともうひとつ。あなたたち、ひょっとして『れなん』が何なのか知ってるんじゃない?」
「何を呆けたことを。そのジンジャとかいう建物に捕まっているのだろう? ‥‥‥お前たちが捕まえているんじゃないか! そうだ、私はレナンを取り戻しに来た。帰してもらうぞ、腕ずくでも」
「だから話を聞きなさい。『れなん』って何なの? それに私が知ってる限り、ウチの神社にそんなもんないわよ?」
「呆けても無駄だと言っているっ!」
 凄むように前へ出るチャムナから菜織をかばうように、正樹も前へ出る。
 そして‥‥‥菜織の前には、真奈美がいた。





 袴姿の菜織は青いワンピースの少女と対峙していた。
 もうひとりの少女との距離を保つように、正樹はじりじりと後退していた。その背の向こうに菜織。
 ‥‥‥夕刻、十徳神社境内。
 必死で石段を駆け上がり、苦しそうに息をつきながら境内に辿りついた乃絵美は‥‥‥夢の景色を、そこに、見た。


「ちっ、新手か‥‥‥」
 乃絵美を一瞥して、見慣れない少女が舌打ちをする。
 誰が何の新手なのか乃絵美にはさっぱりわからない。
「まあいい。今日はマナミもおかしいからこの辺で引き上げる。だが覚えておけ、必ずそこからレナンを連れ出してやる。いいか、その建物を全部壊してでも、お前たちを叩き潰してでも、必ずだ」
 言うだけ言うと、チャムナはいきなり真奈美を羽交い締めにする。
「‥‥‥何をするチャムナ!」
「やかましい。一旦戻るから頭を冷やせ」
 続けて何だかわからない異国の言葉を呟くと、ふたりの少女は徐々に輪郭を失い、やがて一陣の風とともに消えてしまった。


「お兄ちゃん! 菜織ちゃん!」
「乃絵美? 来てたんだ‥‥‥本当に‥‥‥」
「わかってる‥‥‥夢で見た通り、だった」
「懐かしいってのもさ。あれ‥‥‥青い方‥‥‥真奈美、だったよ」
「そんなっ!?」
 正樹は何も言えずに俯いている。
「『れなん』ってのはね‥‥‥何だかはわかんなかったけど、とにかくあの黒い方が探してるのよ。なんかウチの神社にあるって勘違いしてて、取り戻すためなら神社全部ぶっ壊してでも、なんて物騒なコト言ってたわ」
「止めなきゃ」
 ‥‥‥正樹がぽつりと言った。
「さっきの、赤いのは‥‥‥真奈美ちゃんだけど‥‥‥多分、真奈美ちゃんじゃない‥‥‥」
「そうだね。そんな気が私もしたよ‥‥‥ねえ、正樹、乃絵美」
 菜織はふたりに向き直った。
「力を貸して欲しいの。神社に『れなん』があるなんて話、私は知らない。あればあったで考えようもあるけど、ないんだからどうにもならないわ。もう、真奈美を、止めるしかない」
「戦うってこと?」
「そんなことないって私は信じてる。真奈美はきっとわかってくれるって信じてる‥‥‥信じたい‥‥‥でも今日の真奈美見てると、そういうことも、あるかも知れない」
「そんな‥‥‥そんなのって‥‥‥」


 立ちすくむ3人を夕闇が呑み込もうとしていた。それは、あまりにも意外すぎる再会の瞬間と同様に、3人の未来さえ闇に閉じてしまおうとしているかのように。



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