衝突することが最適であれば、喧嘩をすればいい。
AFTERWORDS. [2685.08.xx.] [THIS PAGE.]
[2685.07.xx.] [SHORTCUT.]
SILENCE. / FORCEWORD. / AFTERWORDS. latest : list / MAIL. [OTHERS.]


[2685.08.01.金.]
[2685.08.01.金.] / NEW ERA スリングボディバッグ 12L ナイロンツイル ブラックのこと。 / L.L.Bean ライトウェイト・シリンダー・トート・ウィズ・ポケットのこと。 / 今日の数値類。
NEW ERA スリングボディバッグ 12L ナイロンツイル ブラックのこと。
 DM200用バッグともいえる鞄はなかなか安住の地が見つからないのだが、正直、コレもイマイチだったな、と思い始めている(苦笑)。

 最大にダメな点は、全体の幅を制御するためのSRバックル付きベルトが絶妙にヤな高さに設置されていて、毎度毎度両側のバックルを外さないとジッパーを大きく開けることができない点。本当これ、片方だけでもバックル外さないことには「財布はギリ出せる」程にも開かないことが多く、つまりこの鞄、格好はいいけどあまり実用的じゃない。

 さらに付随してもう一点。
 だったらそのSRバックルは常時両方とも外しといたら? と次には思うんだけど、外側のサイドに沿って折り畳み傘を固定するのにもこのベルト(の片方)を使ってるのと‥‥‥まあベルトなしだからといって傘が脱落しないようには工夫してあるので、バックルを常時両方とも外してること自体は不可能ではないものの、でも結局はその傘自体がジッパーの路線と平行に上から被さってる格好なため、傘がある側はベルトがどっちだろうとジッパーの開口幅に大差がない、というのが非常に悩ましいポイント。
 傘持って歩かなきゃいいんだが、それではわざわざ折り畳み傘に移行した甲斐もないし。

 なんか近頃L.L.Beanばっかりだが、ライトウェイト・シリンダー・トート・ウィズ・ポケットが半額セール中なので、こっちを試してみようかなあ、とかについて考え中。
 ロングハンドルのボート・アンド・トートと違ってコレは店舗に現物がある筈なので、いろんな人が×だと言ってる開口部というかドローコード周りと、これも巷間よく言われてる「肩紐が短い」件は実際どういう感じなのか、一度現物を見てみたい‥‥‥。
2025/08/01 16:18:18
L.L.Bean ライトウェイト・シリンダー・トート・ウィズ・ポケットのこと。
 退勤後に日比谷シャンテの店舗に立ち寄って現物を確認。
 3色全部あったのでGranite/Blackを購入し、それまで肩に担いでいたスリングボディバッグを丸ごと全部突っ込んで帰宅。

「なんで両サイドの紐を引っ張って口が閉まる仕組みになっていないのか」って批判的なレビューに書かれてる奴は、あれは一体何の話をしているのか? というのがいちばん気になってたんだけど、実際触って2秒で理解できた。
 要はこの現物、口に仕込まれた紐がひとつの輪っかでできており‥‥‥だから何というか、ひとつの輪っかの両サイドを引っ張っても、ひとつの輪っかが左右に引っ張られるだけで別に袋の口は閉じない、というだけの話だった。つまり、批判的なレビューの人が期待してたのは「口を閉じるための紐がふたつの輪っかでできて」いることで、現物はそこが「ひとつの輪っか」だから使い勝手が思うようにならない、という話なのだが。
 でも輪っかがふたつある場合はふたつとも緩めないと口が開かないし、ふたつとも引っ張らないと口が閉じないワケで、むしろそっちの方がめんどくさいのでは、と僕は感じる。買った途端に片側の輪っかの端を袋の口側へ完全に寄せ、反対側に全部伸ばした長い紐だけ緩めたり引っ張ったりすれば口の開閉が操作できる、ように僕は変えてしまったが、こうなってるのがいちばん面倒がない状態で、しかも、輪っかがふたつあったらこういうシンプルさは実現しづらいのではないだろうか。その意味において製品の状態がベストと感じた。

 サイズ的には充分な余裕があるので、せっかく作ったのに宙に浮きかけていたREBOOTEN選べるタグ 誰でもswitchポーチ デニム」(がベースのオーダーメイドDM200ケース)が復活‥‥‥の背景に実はもう1要素あって、対DM200で考えると明らかに大きいライトウェイト・シリンダー・トートの中で、DM200本体に挿しっ放しのSDカードを紛失したり、別の何かの下敷きになって壊れたりするのを防ぐため。
 スリングボディバッグの最背面にあるポケットに付いてたベルトがちょうど、裸のDM200におけるSDカードを押さえる位置にあったので、移動中に脱落したSDカードが鞄の何処かへ行ってしまうインシデントについてとかは考える必要なかったんだよね。でもライトウェイト・シリンダー・トートにはそういうぴったり具合とかはないので、DM200自体のためのケースが使えるんであればその方が、SDカードが脱落しちゃうようなインシデントのことを考えると都合がいい。
 そうしてケースが復活したので、ケースのポケットで運用予定だった給電用アイテム類も一緒に復活することに。

 あとアレだ、ライトウェイト・シリンダー・トートは、普段想定している荷物を全部収めた状態でも内部のスペースに相当余裕があるので、僕側の事情により再三返却しそびれてることをパパさんがもし気に病んでるとしたら申し訳ない、押井守「機動警察パトレイバー the Movie 1+2 SET Blu-ray」の回収が全然余裕であることは間違いない(^^;;;。すまーん。あいすまーん。
2025/08/03 15:16:48
今日の数値類。
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2025/08/03 15:45:38
[2685.08.02.土.]
[2685.08.02.土.] / David F. Sandberg「アンティル・ドーン(Until Dawn)」(2D字幕)@「TOHOシネマズ 市川コルトンプラザ」 / 今日の数値類。
David F. Sandberg「アンティル・ドーン(Until Dawn)」(2D字幕)@「TOHOシネマズ 市川コルトンプラザ
 PlayStation Studiosが関わってることが本編の前後でやたらアピールされるなあとは思ってたんだけど、そもそもゲームが原作だったのね。
 するとラストで急に雪山(と、そこにフレームインする車)の映像が挿入されて終わるのは、そこから先が原作ゲームの展開、ということなのか。‥‥‥つーことは、機転の利いた主人公の行動によって死んだ筈のあのおっさんは、実は死んでなかったのか、あるいは同じ役割をする別の人が他にいたってコトなのか。

 基本的には殺人鬼かウェンディゴに殺されるっていうことなのかと思ったら、意外といろんな死因が用意されてたのにちょっと驚いた。
 蛇口捻っても出ない筈の水が出たからみんなで飲んだら全員爆死って何それ(笑)。

 なんか謎を解け的なことも言われてたけど何が解くべき謎だったのかもイマイチよくわかんないし(「この中の誰かひとりは死ななければならない」に対する最良の回答が出せたからOK、っていう話かなあ?)、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」みたいな部分に踏み込まないと本当に生き残れないのかどうかは未知数なので(敵側に身柄を押さえられてた仲間の救出には必須だったので、彼らの場合は踏み込まないと全員生還ルートに入れないのは確かだった)、本当にこの通りの動き方じゃないと全員生存できなかったのかどうかには疑問が残るというか。
 でも一方、ようやく見つけたあのおっさんを殺害する手法とか死ぬほど上手くて感心したし、あの「WANTED」としか書かれていない、劇中でも「意味がない」って言及されてた「WANTED」のビラを使ったエンドロールのスタッフ紹介は気が利いてたりなんかもして、◯なところと×なところが入り混じってる感じの映画だったような。
2025/08/03 15:47:11
今日の数値類。
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2025/08/03 16:27:29
[2685.08.03.日.]
[2685.08.03.日.] / 松木彩「劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』」(2D)@「ユナイテッド・シネマ豊洲」 / モンスターハンターワイルズ ベンチマークのこと。 / 今日の数値類。
松木彩「劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』」(2D)@「ユナイテッド・シネマ豊洲
 とっとと観てしまわなかったことを後に後悔する関根光才「フロントライン」は何故行き渋っていたかというと「こーゆー内容の映画だったらヤだ」という×な予感のモデル的なイメージが何となく脳裏にあって、そーゆー内容だったらヤだったからなんだけど‥‥‥「フロントライン」の抑制の効いた冷静な語り口にはそういう兆候まったくなかったので、じゃあ例えばこの「TOKYO MER」もそーゆーのじゃなかったらいいなっていう、だから何というか、「フロントライン」がよかったので信じてみようと思うに至った映画。
 で結果はどうだったかというと‥‥‥そう、この「難しい決断を迫られてる人のアップをスローで」のスローっぷりとか、一旦絶望的な絵面を見せておいて、もうダメかっていうところに救いの手が現れるカタルシスの連続、で出来てることが丸わかりな展開の釣瓶打ちによってかたちづくられてる全体の構造とか、想像の中で最悪を極めたケースよりはマイルドではあったものの、つまりこういう、度を越してウェットというか、これ見よがしな演出になりがちなところが「こーゆー内容の映画だったらヤだ」な映画の特徴的なポイントだったんだよ、という事実に関しては如何ともし難い(苦笑)。

「南海MERは必要か不要か?」論が語られる事自体の意味のなさについても同様だしツイートの通りで。
 緊急出動する機会がないことの方が常態だし望ましいに決まってるんだから「出動する必要がなかった」のはむしろグッドで、では『「出動する必要がなかった」時には何をしているのか?』を問う、とかそういう持って行き方の中で、例えばそのMERのフェリーの中でのほほんと魚釣りしてる(しかも釣った魚をタモで確保する要員欲しさにフェリーの緊急通報ボタンばんばん押す)のが問題になる、みたいな方向性であれば全然わかるんだけど、『「出動する必要がなかった」から南海MERは不要』が結論でいいと思ってる人って、例えば消防署とか警察署、何なら自衛隊は普段は一体何してる仕事だと思ってるワケ?
 っていうか、元からそういうつもりの人が、「南海MERを一旦設立して、実際に半年運用してみよう」とかいうことを何故思いつくワケ?

 あの「南海MERに対する否定的なムード」は、『「南海MERに対する否定的なムードが最後の会議でひっくり返る」展開を作りたい「から」用意した』ものだったんじゃないのだろうか。
 それ以外に、あの話がああなってる理由がちょっと思いつかない。
 つまり「最後の会議でひっくり返る」演出をやりたい「から」必要だった(だけの)もので、そういう演出上の要請以外には特に根拠もないような主張だから、物語の中で描かれてる「南海MERに対する否定的なムード」自体が、あんなふわふわした、骨のない主張としてしか描けなくなっちゃってるんじゃないのか。

「起きてる事実を並べるだけで充分手に汗握るしおもしろい」という部分に関していえばこの映画はおもしろいと思うけど、でもそこから先、演出する人はこの映像をどうすることを「演出」だと考えているのか? 的なところに関して、正直ちょっと相容れないものも感じた、というか。
2025/08/03 16:28:44
モンスターハンターワイルズ ベンチマークのこと。
 E14にダウンロードが済んだので起動してみたところ、いつまで続くのか杳として知れない「シェーダーのコンパイル」という作業の、しかも序盤も序盤のところで、クラッシュレポート吐いてゲーム自体が死んだ。

 その件に関してTwitterでちょっと話したんだけど、「ベンチマーク起動しないのは、スペック足りないからやめとけ」っていう話があるんだそうで‥‥‥これゲームそのものじゃなくてベンチマークなんだけど、それすらスパッと一発で動かないゲームとか、ゲームそのものの方が大丈夫かどうかなんてわかんないにも程があるので、ベンチマークソフトはさっさとアンインストールし、以後ワイルズには触らないことにした。

 なのでこの話は頓挫(苦笑)。
2025/08/03 17:44:32
今日の数値類。
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2025/08/04 10:56:15
[2685.08.04.月.]
[2685.08.04.月.] / モンスターハンターワイルズ ベンチマークのこと。 / 松木彩「劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』」のこと。 / 今日の数値類。
モンスターハンターワイルズ ベンチマークのこと。
 まさかベンチマークソフトですらまともに動かないとは思わなんだ(苦笑)。

 ただ手元のE14この人が「ウルトラいけたよ」ってツイートしてるスペックと(メモリ32GBも含めて)一緒の筈ではあるんだよね。
 違うといえば僕のE14はノートなので画面が自前だけどMinisforum UM773 Liteは小型のデスクトップみたいだからディスプレイが別体で、だから例えば画面自体の解像度やリフレッシュレートなんかは全然別モノの筈だし、そういうのが効いちゃってる可能性はあるのだが。

 それなりのスペック持ったPCを手に入れることになったワケだから、どうせなら何かPCでもゲーム遊んでみたいなあ、っていうのは割と前から考えてはいたんだけど、手始めでいきなり出鼻を挫かれてしまい、この方面に関しては非常に意気消沈しているところ。
 いやエロゲとかそういうテキストアドベンチャー的なスタイルのゲームだったらそりゃ動くだろうとは思うのだが、でもそういうのはSurface Goでも問題なく動くタイトルが多い筈だと思われ、そうなると新奇性とか、E14のスペックならではの云々とか、そういうの全然何もないし(苦笑)。
2025/08/04 10:57:45
松木彩「劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』」のこと。
 あとみっつ、これは全部が褒め要素なんだけど、書いとこうかなと思うことがあって。

 リーダー江口洋介と部下3人で試験運用中の南海MERに対する立ち上げ支援のために、東京MERのリーダーである鈴木亮平と菜々緒が派遣されてます、っていうのが基本的な人間関係のレイアウト。
 んでこの部下3人、日本で最初に発足した東京MER(の鈴木亮平や菜々緒たち)が華々しく大活躍したことに憧れを抱いて南海MERに志願したにもかかわらず、「劇中の噴火含めて半年で2回しか緊急出動がなかった」(ので華々しく活躍する機会もなかった)現実に、またそういう現実に対する危機意識を全然共有できていないリーダー江口洋介が、南海MERの資材であるフェリーの中でのほほんと魚釣りしてる(しかも釣った魚をタモで確保する要員欲しさにフェリーの緊急通報ボタンばんばん押す)ような昼行燈であることに、超★幻滅してます、っていう状況から話が始まるのね。
 だけどそういう、例えば「華々しく大活躍」に対する憧れとかいうのは、本当に多数の生命がいま眼前で危機に晒されてて、自分たちがそこに居合わせてるというだけで全員は救えないかもしれない、みたいな危機的状況に遭遇した経験がないからこその、まさしく「憧れ」でしかない何かであって‥‥‥島の火山が激しく噴火して、脱出したい島民が島に残されてるのはわかるけど、でも今いる位置より島に近づけば火山弾でフェリーもダメージ受けるかも、っていうレベルの危機的状況を初めて目の当たりにして、まず最初に、彼ら3人はものすげえ簡単に挫ける。
 既に足が竦んじゃってる彼らが、東京の対策本部からも接岸を止められてるのをいいことに動きたがらない一方、このシチュエーションで「島に向かおう」と決断するのが江口洋介と鈴木亮平のふたりだ、っていうことからも、あの昼行燈・江口洋介が南海MERにおいて実働部隊を率いるリーダーたる所以がここなんですね、っていうのが示される。

 この時も、ここから先もそうなんだけど、そうやって足が竦んでしまった3人を、江口洋介も鈴木亮平も決して責めないんだよね。
「島民を救出に行くのが俺たちの使命だから」じゃなくて、「俺は島民を救出に行きたいから」行く、っていう話を彼らはする。だから参加したくない人たちは、接岸してMERを降ろしたら、すぐに港を離れて洋上に避難してねっていう指示を出して、彼ら2人しか乗る人がいないMERで危険極まる島に上陸しようとする。
 それが、「3人脱落しました」っていうシチュエーションの中で、今ここにいる彼らにできる最良のことだから。

 例えば東京MERの彼らが‥‥‥そして、東京MERがそうであるというのであれば、まさに今、南海MERの自分たちにとっても当然に同じく、その華々しさと釣り合うだけの辛苦に満ちた、地獄のような事故や災害の現場に自ら飛び込んでこそ成し遂げられ得るのが、彼らにとっての「華々しく大活躍」なのだ、という厳然たる事実を、恐らく3人はここで初めて、実感として、決定的に思い知る。
 本当の危機的状況を一度も目の当たりにしたことがない奴の「華々しく大活躍」みたいな願望が、どんなに幼い、実を伴わない空虚な願望であったのかを知る。
 そこまでを認めたところで、彼らは多分、落ち着いてもう一度考えてみるんだろうね。
 そこへ行かないことを選び得る自分にしてみれば、もう足が竦んじゃってとても飛び込んで行けないような災厄の渦中に、いま現在、否も応もなく取り残されてる島民がいるのが問題なんだ、ということを。
 そういう問題を任される人になりたくて、自分で自分の手を挙げたから、今ここに自分がいるんだ、ということを。

 なんか別の話の時にも書いた気がするんだけど、Creepy Nuts × 菅田将暉「サントラ」という曲の歌詞が僕は本当に大好きで。
 これ最初のサビなんだけど、特にこのラスト、「あの日でっち上げた無謀な外側に追いついていく物語」っていうフレーズが。
映画みたいな生まれ育ちやドラマみたいな過去じゃなくても
華々しく照らしてくれ ありふれた生き様を
この人生って奴は作り話 自分の手で描いていくしかない
あの日でっち上げた無謀な外側に追いついていく物語
 ここまで書いたことを要約すると、このメンバー3人、自分で「あの日でっち上げた無謀な外側」がどれだけ「無謀な外側」だったのか? すらも感じ取れてない未熟者だったんだけど、それでもこの極限状態に触れて、この極限状況下だからこそ「生命を諦めない」救急医の本懐を貫こうとする江口洋介や鈴木亮平の言動に触れて、いま遂に、その「無謀な外側」と現在位置との間にある距離の遠さを思い知り、そしてその遠すぎる距離をどうにか縮めようと足掻き始めた、んだと思うんだよね。
 結果、追加でMERに乗り込んだ他のメンバーもそうだけど、フェリーに残ったメンバーもまた、今ここにいる自分にできる最良のことを為すため「洋上に避難」でない独自の行動に打って出て、それが結局、島民全員が生還という結果を招来する原動力のひとつになっていく。
 ここいらへんの展開は問答無用で熱かった。
 彼ら3人の成長物語としてなら、この映画は非常によくできてた、と思う。

 あと、なんかひとりだけ妙にはっきりと役名が印象に残ってる、対策本部の音羽さん。
 現場の状況があまりに酷いため、ほとんど全員が「もうダメだ」ムードに片足突っ込もうとしてる対策本部の連中(上司も含む)に対して「対策本部は何のために存在するのか」っていう話をするんだけど、これがなんというかこう、改めて振り返ってみると実にもっともな話で、あまりの正論っぷりに感心してしまった。
もうダメだなんて言ってる暇があるなら少しでも事態をどうにかできる知恵を出せ。用意をしろ。正しい指示で現場を導け。
情報が集約され、裁量の権限を持つ者が集められた対策本部とは、そういう貢献で現場を救うために存在する場だ。
現場がどうなろうと生命の危機に晒されることのない場所にいる我々が、真っ先に現場を諦めてどうするのか。
 一言一句までは流石に憶えてないが、意味からいうと概ねこのようなことを言っていたと思う。
 予告にあった「現場は誰も諦めてない!」はこういう文脈の話だったのか。

 これまで、いろんな映画やフィクションでいろんな対策本部を眺めてきたけど、特に邦画の場合、大体は「最初から最後まで機能してない、現場の役には全然立たない対策本部」だったような気がして(^^;;;‥‥‥こうしたポリシーというか、今そこにいる自分の存在意義みたいなことを彼らが改めて呑み込み直すことで、俄かに息を吹き返し、今度こそ「対策本部」として機能し始める様子、っていうのは初めて見たかもしれない。
 そこのところが正直ちょっと新鮮だった。

 んでこれもというか、ここで起こったことも、現場で折れちゃった3人と同様「自分がそこにいる意味」の問い直しなんだよね。
 この映画、全体としては「あなたは誰で、何故そこにいるのですか?」ということを問うてる映画だった、ともいえると思う。

 あとひとつは一応コメントアウト\
2025/08/04 11:50:54
今日の数値類。
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2025/08/05 11:38:58
[2685.08.05.火.]
[2685.08.05.火.] / AIのこと。 / チラシの裏。 / 今日の数値類。
AIのこと。
「職場で使えるようになったので皆さん使ってください」的な案内が回ってきたので、実は初めてチャット型AIに触ってみている。
Q1.ExtendScriptで、テーブルの左上座標を表示するスクリプトを教えてください
A1.(要約:)tableのgeometricBoundsを参照する
Q2.tableオブジェクトにgeometricBoundsプロパティはありません
A2.(一部抜粋:)テーブルが属しているテキストフレーム(TextFrame)、またはテーブル内の最初のセルのgeometricBoundsを使用する必要があります。
Q3.cellオブジェクトにもgeometricBoundsプロパティはありません
A3.(一部抜粋:)テーブルの左上座標を取得するには、テーブルが配置されているテキストフレームのgeometricBoundsを利用するのが最も確実です。
 そんなんでテーブルの座標が取れたら苦労せんわっていうトンチキ回答を平然と返して寄越すので端から却下していった結果、最後には「テーブルが配置されているテキストフレームのgeometricBoundsを利用する」方法論に落ち着いたっぽい。
 まあそれならgeometricBounds取れるよね確かに。
 そのテーブルの前に文字列があったら「テーブルの左上座標」にならんけど。

 なお、そのトンチキ回答の中で例示されるコードに毎回わざわざ「// InDesign CS4 以降で動作確認済み」とか書いてあったので
Q4.「// InDesign CS4 以降で動作確認済み」とありますが、動作確認はどうやって実施したのですか?
A4.(一部抜粋:)「動作確認済み」というコメントは、過去の経験則や情報から「このバージョン以降であれば、このスクリプトは理論上動作するはずだ」という推測に基づいて記載したものであり、実機での検証を経たものではないことを明確にお伝えすべきでした。
 追加でこういう質問をしたところ、何というかこう、謝り方がやたらと堂に入ってることには素直に驚いた(^^;;;。

 回答の内容は確かにトンチキなんだけどそれを一旦さておくと(いや、それをさておいても残るチャット型AIの存在意義って一体何なの、という話ではあるんだけど)、そもそも会話自体がしっかりしてるというか、全体を通して「ちゃんとした受け答えになってる」ところは本当に感心するし、何が悪くて間違った情報を提供してしまったのか、みたいな部分に推論を交えつつ、その辺にいる謝罪下手なヒューマンよりも遥かにきちんと謝罪の意を述べてる(かのような文言が払い出されてる)点もすげえと思う。
「ExtendScriptとは何なのか?」みたいな部分に関しても間違えないしね。
2025/08/05 17:43:28
チラシの裏。
 このタイプのAIは多分あんまりよくないんじゃないかなーと僕が薄々思ってたことの理由がまさにこの点で。
 結局、払い出された内容を受け取るこっちがきちんと検算しないことには、出力結果を後工程に回せないワケであり、だからAIを使う側には、AIが払い出した回答の真贋を見極める能力が備わっている必要があるのだ、ということを、今回改めて確信するに至った。
 例えばそれは、製造・テストをアウトソーシングして云々、みたいな話に対して時々僕が懐疑的なのと完全に一緒の話で、『「自分で作ってもいいんだけど外注した方が効率いいから」アウトソーシング』は成立するけど『「作れないから」アウトソーシング』は成立しないよね、というのと一緒の話。‥‥‥するとやっぱり、別にAIがいなくても自力で作れるものしか注文できないことになり、それじゃ最初から全部を自分で書いてるのとそーんなに差がない感じになっちゃうじゃん、っていう(苦笑)。

 っていう結論になっちゃいがちなあたり、どちらかといえば「AIがダメ」というより「AIが輝く扱い方を僕がまだ知らない」んだとは思うけど‥‥‥まあでも、初めて触ってみた感触でいうと、今のところはそういう感じ。
2025/08/05 18:08:10
今日の数値類。
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2025/08/06 18:30:33
[2685.08.06.水.]
[2685.08.06.水.] / 街のぶーらんじぇりー/武藤此史「定年後は異世界で種馬生活」のこと。 / 今日の数値類。
街のぶーらんじぇりー/武藤此史「定年後は異世界で種馬生活」のこと。
 モンスター文庫のセールが掛かってたので、適当に選んで読んでみた中に入ってた奴。
 取り敢えず既刊3冊は揃えてしまった。

 あらすじ見れば一目瞭然の異世界転生(このケースは転移?)ハーレム物で、もっといえば「ざっくりいうとエロラノベ」くらい言っちゃっても過言ではなさそうっていう、少なくともルック的にはそういうカテゴリの本にしか見えないんだけど、でもそのカテゴリの別の本とは決定的に違ってることが一点あって、つまりこの話、口絵とか挿絵はそれなりに扇情的ではあるものの、実は本文自体の中から直接的な「エロいことをしている」描写(だけ)が全部省かれてるのね。
 例えば、1日につき魔法の8属性それぞれを持つ女性1人ずつに種付けをして、生まれた子供が女か男か、魔力の属性とレベルはどのくらいかをチェックし、結果で格付けを決めるのが男性貴族にとっての「洗礼」である、っていう世界観で、だから主人公の若い男性貴族は8晩かけて、1晩あたり1人の女性と次々寝ていく展開があるんだけど、実際に描かれるのはそれぞれ「事前の描写」か「事後の描写」か、あるいはその両方かであって、いちばんエロいトコというか、寝てる最中の描写だけは本当に全部にない。

 もっと根本的な話になるけど、この世界の男性はタイトル通り「種馬」というか、そもそも男女の関係自体が「ダービースタリオンでいう牡馬と牝馬」みたいな関係に限りなく近いので、ここでいう「種付け」って本当に「種付け」でしかないというか、「入れて出す」以外の余計なことは一切しないケースがままある中、現代日本で還暦まで過ごしてから異世界へスライドした主人公には「楽しくエッチする」とか「女性にも気持ちよくなって欲しい」とか、日本人であれば大体普通の性愛に関する観念みたいなものを備えてるので、もうその時点で女性受けが天地の差、故に主人公は一度抱いた女性にやたら懐かれがち、みたいなハーレム要因まであるんだよ。
 つまり、主人公以外の男が種付けしてる様子っていうのは、少なくともエロラノベ的な意味ではそもそもあんまり描写する意味なくて、やるんだったら主人公なのに‥‥‥そういう差を際立たせるためにあれやこれや積み上げたのかと思わせといて、でも実は、その主人公にも最中の描写は全然ないの。
 そこをなんにも描写しないのに、この凝った設定って本当に要るんだろうか?(笑)

 例えば同レーベルのネコミコズッキーニ/pupps「魔窟の王 淫溺妃オルゴアミーの開発日誌」(これも既刊2冊揃えてしまった)は1巻の本文冒頭から「エロいことをしている」描写で始まる勢いだし、異世界転生ハーレム物ってこういうタイプのが多いんじゃないかなあと思ってたので、「(別にエロいことを止められてるワケではないと思うけど、でも)エロ描写ほぼ抜きの転生ハーレム物」っていうバランスで3冊続いてるの(しかもまだ全然続く筈)、結構珍しいんじゃないかなあと読んでて思った。
2025/08/07 12:05:38
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2025/08/07 17:18:35
[2685.08.07.木.]
[2685.08.07.木.] / SQUARE ENIX「パラノマサイト FILE 23 本所七不思議」 / 今日の数値類。
SQUARE ENIXパラノマサイト FILE 23 本所七不思議
 1周目クリアデータを巻き戻して未作成悪魔の作成やら育成やらを大体済ませ、その上で再度1周目のラスボスも倒したところでATLUSRAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚」はもう終わってるというか、話自体は一本道だから、2周目以降にやるべきことっていうのが別にないっぽいのね。
 いや2周目でないと合体が解禁されない悪魔があと1体だけいるものの(ライホー君だっけ?)、正直言ってスペック的に全然からっきしというか、最終決戦級とはとてもいえない奴なので、それを仲魔に加えるために2周目をやろう、とかは全然思えない感じ。

 そんなこんなしてるうちにE14が届いて、そしたらSteamでCAPCOMモンスターハンターワイルズ」を買う‥‥‥コトになるんだろうなあと思ってたワケだけど、ベンチマークすらまともに動かないようなソフトなんて恐くて触ってられないのでこの話はナシ。

 なので今、カレントで遊んでるゲームがないところで‥‥‥ふと思い立って、Switch版の「パラノマサイト FILE 23 本所七不思議」を買ってみた。
 この「パラノマサイト」っていうタイトル自体はいろんな方面から何度か耳にしていたのだが(確か伊集院光もラジオで何か言ってなかったっけ?)、ガラケーの頃にずっと遊んでいた「探偵・癸生川凌介事件譚」を立ち上げたというか、最初の「生王正生」の中の人であるところの石山貴也がディレクターやりつつシナリオ書いてる、という話をつい最近知って、いちばん惹かれたというか、買って遊ぼうと思ったことの原動力は確実にそこだった。

 買ってDL済ませたのが今朝なので、まだ買っただけで始めてはいない。早ければ今晩から着手。
2025/08/07 17:27:56
今日の数値類。
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2025/08/09 16:42:19
[2685.08.08.金.]
[2685.08.08.金.] / 呑み会。 / 今日の数値類。
呑み会。
 昼過ぎくらいに別の用事でスマホ点けたらスイさんからメッセージが来てて、パパさん共々呑みに行くというので参加。
 この日の退勤時点から今年の夏休み開始なので、まあ丁度いいといえば丁度いい感じ(笑)。
2025/08/09 16:51:51
今日の数値類。
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8071歩
2025/08/09 17:06:59
[2685.08.09.土.]
[2685.08.09.土.] / 白石晃士「近畿地方のある場所について」(2D)@「ユナイテッド・シネマ豊洲」
白石晃士「近畿地方のある場所について」(2D)@「ユナイテッド・シネマ豊洲
 すみません最初の方割と長いこと寝てた筈だと思うので「全容を把握!」とかは全然できてません(苦笑)。
 とはいえまあ、構造自体が「断片的な情報の羅列」というか、それら情報の内容を端からチェックしている編集者たち(を通して見せられる「断片的な情報の羅列」)、っていう建て付けで進んでいく話なので、寝ないで観てたら本当に全容が把握できたかっていうと全然そんなことないような気もするけど。
 大体こういうのって、観てるこっちが無理なく受け取れる量を明らかに超える情報量をぶち込みに来る傾向があるし。

 最後のアレが何、みたいな疑問点はあるだろうと思うんだけど、そこはあんまり考えてもしょうがないので‥‥‥のあたりから後ろはオチの話なのでコメントアウト\

 こう、この映画だけを単体で観て云々というより、この映画によってある程度情報が入ったところで原作読むのがおもしろいんじゃないのだろうか? っていう感触は割と確かで、取り敢えず電子版の原作本を押さえてみた。
2025/08/09 17:07:58


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