関口さん、東へゆく / K.Seiru

 廊下から同じ空を見上げてため息をついた。
 お昼休み。
 あまり食欲もわかなくて、ぽかぽかと日の当たる校舎の階段に座ってため息をついた。
 ふと視線が壁に向いた。
 壁にはさまざまなポスターが張ってある。主に部活動の勧誘だったりする。スウィングガールズ(アンド・ア・ボーイ)の張り紙もあったりなんかして、香織としてはついニコニコしてしまう。尤も、その隣に茶道部の張り紙があって落ち込むのだったが。
「……?」
 その隣に何か大きな封筒があるのに気がついた。
 立ち上がってその封筒を見てみる。
 何か入っているようだ。
「……ざっし?」
 それはコピー用紙をざくざくと切ってホチキスで止めたようなものだった。


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