どこかのだれかのしやわせのために。
[このマクロについて]--------------------------------------------------
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【マクロ名】save_as_memo.mac
【登 録 名】save_as_memo.lzh
【制作者名】る印@「るし技研」(auge2662@hotmail.com)
【動作環境】秀丸エディタ Ver8.00以降
【公 開 日】2010/05/20
【作成方法】LHA形式で圧縮
【 種 別 】フリーウェア
【配布転載】圧縮ファイル自体についてはご自由にどうぞ
内容の修正後配布、個別ファイルの再配布はお勧め致しかねます
【サ イ ト】http://psyx.niu.ne.jp/labo/
【最 新 版】上記サイト
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-[バージョン&最新の修正内容]-----------------------------------------
2010/05/20
・一般公開
--[概略]--------------------------------------------------------------
無名のファイルを既定のファイルパス・名称で保存する秀丸マクロセットで
す。
まだ題名の付いていないファイルに対してこのマクロを実行すると、ルール
に従ったファイル名と格納先を決定し、その通りに保存します。
※実行には秀丸エディタ Ver8.00以上が必要です。
---[同梱のファイル]---------------------------------------------------
このセットは以下のファイルで構成されています。
save_as_memo.mac → マクロ本体。
exec_batch.mac → ディレクトリ作成用サブマクロ。
macro_mkdir.bat → ディレクトリ作成用バッチファイル。
memo_config.ini → 設定ファイル。
readme.txt → 能書き。このファイル。
----[基本的な使い方]--------------------------------------------------
1.
以下の4ファイルをマクロのディレクトリに格納してください。
save_as_memo.mac
exec_batch.mac
macro_mkdir.bat
memo_config.ini
※「readme.txt」は動作に必要ありませんが、置いてあっても害にはなり
ません。選別が面倒なら全部纏めてコピーしても大丈夫です。
2.
memo_config.mac.iniをテキストエディタで開き、「PATH=」の行に
メモファイル格納先のルートディレクトリ(デフォルト)を記述してください。
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[memo_config.ini] ← セクション名(※変えない)
PATH= ←☆メモファイル格納先のルートディレクトリ(デフォルト)
---
↓
---
[memo_config.ini]
PATH=D:\txt\memo
---
ひとつのPC環境でしか利用しないのであれば、実行準備はこれで完了です。
3.
別のPC環境に別のメモファイル格納先がある場合は、マシン名をセクション
名として PATH= を複数記述できます。
この際、行頭のセミコロンはコメントアウト記号なので削除してください。
---
[memo_config.ini] ← セクション名(※変えない)
PATH= ←☆メモファイル格納先のルートディレクトリ(デフォルト)
;[%COMPUTERNAME%] ←☆セクション名(マシン名に置き換える)
;PATH= ←☆(そのPCにおける)メモファイル格納先のルートディレクトリ
---
↓
---
[memo_config.ini]
PATH=D:\txt\memo
[COMPANY01]
PATH=C:\Documents and Settings\user01\work\other\memo
[COMPANY03]
PATH=C:\temp\memo
---
→この例では、「COMPANY01」という名前のPC上でマクロが動作した場合は
保存先が C:\Documents and Settings\user01\work\other\memo 配下、
「COMPANY03」というPCで動作した場合の保存先は C:\temp\memo 配下、
それ以外のPCでは保存先が D:\txt\memo 配下、となります。
4.
秀丸エディタで新規ファイルを開き、編集します。
5.
save_as_memo.macを実行すると、その無題のファイルに、以下のルールで
ファイル名が設定され、保存されます。
以下の年月日時分は、マクロが実行された時点のタイムスタンプです。
{PATH=に書いたディレクトリ}\{年}\{月}\{年月日}_{時分}.txt
※例えば、PATH=D:\txt\memo で、
マクロ実行時のシステム日付時刻が 2010/05/14 11:00 だった場合、
実行時点で無題のファイルは下記のファイルとして保存されます。
D:\txt\memo\2010\05\20100514_1100.txt
-----[便利な(んじゃないかと個人的には思っている)使い方]---------------
・「マクロ登録」で適当な位置にsave_as_memo.macを登録し、そのマクロを
「キー割り当て」で適当なキー操作に関連付けます。
僕は Ctrl + Shift + S でsave_as_memo.macが動くようにしています。
→何か思いついたら取り敢えず秀丸エディタを新規で立ち上げ、
ざーっと適当に書いて Ctrl + Shift + S を押すと、
今書いた内容に勝手にファイル名を付けて保存してくれます。
→それらのメモは自動的に「年月単位で分類・整理した状態」で蓄積されてい
くため、ファイル名や置き場をその場のノリで適当に決め続ける手法に比べ
ると、後から読み返す・再発見するなどの作業の難易度が下がります。
------[補足]----------------------------------------------------------
PATH= に実在しないディレクトリを指定した場合、マクロは動作しません。
例えば PATH=D:\txt\memo である場合、D:\txt\memo ディレクトリは存在す
る必要があります。
その下の{年}ディレクトリ、{月}ディレクトリは、存在しなければマクロの
機能で作りますので、あるかないかを気にする必要はありません。
---
「強制的にファイル名を付け替える機能」はありません。
既にファイル名が付いているファイルに対してこのマクロが実行された場合
には、そのファイルに対する上書き保存(ただのセーブ)を行います。
---
ポメラ(DM20)をお持ちでない方にはあまり関係のない補足ですが、ファイル
名のルール({年月日}_{時分}.txt)は、DM20でデフォルトのファイル名を「タ
イムスタンプ」に設定した場合の命名ルールと同じです。
そのため、DM20で作ったテキストファイルを PATH= 配下のディレクトリに
振り分けるツール(例えば拙作「ファイル名もしくはタイムスタンプから移動
先を割り出してファイルを移動するバッチファイル」)と組み合わせた場合、
エクスプローラからの見た目では、どのファイルをPCで(あるいはDM20で)作っ
たか、判別することはできません。
「そのメモをどうやって作ったか」は「メモ自体の内容」とはあまり関係な
いので、そういう区別に気を使いたくない僕は、このマクロと上記のツールの
組み合わせで、日々のよしなしごとを書き散らかしています。
同じようなことを目論む誰かの手助けになれば幸いです。
------[履歴]----------------------------------------------------------
2010/05/20
・一般公開
-------[免責事項その他]-----------------------------------------------
・免責 :このツールによってどんな被害を蒙っても責任はとれません。
:御意見御希望その他諸々が必ず反映されるとは限りません。
:という前提ですが、できるだけのことはしたいと思います。
・開発環境:秀丸エディタ64 Version8.01 Beta5
:Windows7 Professional(64bit)
:WindowsXP Home(32bit)
:ExpLzh Version5.61
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実行ファイル
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